「FX」と聞くと短期で売買を繰り返し、大きく利益を稼いでいく事を狙うものというイメージがあるかと思いますが、実は長期運用目的で行う事としてもかなり有用だと個人的には思っています。
例えば、このメルマガではよく例として出しますが、資産1億円を年利5%で運用したら年収500万円です。
この年利5%運用というのは例えば海外の定期預金などがありますが、この場合為替リスクは生じるので円換算した時の実際の運用利回りというのは、結構運の要素に左右されます。
海外の不動産、債権など高利回りのものがあっても海外を利用すればいずれも円換算した場合には為替リスクが生じる事になります。
為替というのは長期の値を当てる事がその性質上非常に難しく損をしないように運用する事は可能ですが、長期保有で年利5%という水準を何年もキープするのは難しいです。
又、為替リスクをなくすために、日本で投資を考えた場合には年利5%という高利回りの案件がそもそも少なかったりします。
株の配当利回りが5%という企業はたまにありますが、当然の事ながら株価の変動によりキャピタルロス(売却損)が生じる可能性はあり、当該事象を考慮した実際の投資利回りはやはり運による要素が強くなります。
*為替に比べれば、株は長期の株価というのを読みやすいので、勉強してタイミングのよい時期に投資すればこの限りではありませんが。
というように、何も知識がなくただ預けて入れていれば年利5%という案件は為替リスクなども考慮するとほとんどなく、実際はキャピタルゲインも考慮した運用をする事になります。
そう考えた時、FXというのは非常によい運用方法だと考えられるという事です。
年利5%というのは100万円の資金で年間で5万円の利益を上げられればよい水準です(月:約4200円)。
この数値基準のハードルの低さを私のFXのコンサルティングを受けて下さっている方などは特によく分かると思います。
私のコンサルティングは月利10%など短期間でお金を稼ぐ事を目的にしたものなので、ある程度レバレッジを利かせて、短期間での売買を繰り返すものになりますが、
年利5%でよければ、超手堅い箇所で低いレバレッジで、多少含み損でも利益になるまで十分待って決済すればよく、あまり時間をかけずにかつかなり安全に運用出来るのです。
自分でやっているので運の要素もないですし、為替市場なので大きな金額になっても運用出来ない事もなく、かつリスクは証拠金として必要な預入資産のみで限定的なので、実は一番手堅い運用方法であると考える次第です。
さらには、世界中のどこでもスマホ1台あれば取引出来、キャピタル課税が無税の国などに移住すれば税金もゼロです。
仲介業者なども探す必要もないので、経費なども必要なく全て自分の利益です。
というように、FXというのは実は短期利益を狙う事はもちろん、築いた資産の運用目的にもかなり使えるという訳です。