親のクレジットカードを使ったら申告はどうなるの!?●

お盆ですね~。 私も昨日から祖父母の家に 帰省しているのですが、 実家で束の間の休息を とっているという方も多いのではないでしょうか。 そこで、今日は 家族に関連した輸入のお話をします。 というのも、 副業で輸入ビジネスをされている方 の中には、自分の口座やクレジットカードで ビジネスをする事に抵抗の ある方も多いと思います。 そして、そういう方々の中には 既に退職されたご両親の口座や クレジットカードを借りて、 仕入れや入金を行っている人も いると思います。 そのような方から よく受ける質問として、 「税金は私と親で別々に管理して 支払わなければならないでしょうか?」 というものがあります。 「ビジネスをしているのは自分だけれど、 入金口座やクレジットカードは 親のものを使っている」 というような ケースは誰が税金を管理し支払う事に なると思いますか? 親でしょうか? それとも、 自分でしょうか? はたまた両方でしょうか? 正解は 自分です! なぜならば、 所得税法の中では、 以下の通り 実質所得者課税の原則 というものがあります。 所得税法 (実質所得者課税の原則) 第十二条 資産又は事業から生ずる収益の法律上帰属するとみられる者が 単なる名義人であつて、その収益を享受せず、その者以外の者がその収益を 享受する場合には、その収益は、これを享受する者に帰属するものとして、 この法律の規定を適用する。 所得税基本通達 (事業から生ずる収益を享受する者の判定) 12-2 事業から生ずる収益を享受する者がだれであるかは、その事業を 経営していると認められる者(以下12-5までにおいて「事業主」という。)が だれであるかにより判定するものとする。 これは、 課税対象は通帳やクレジットカード などの名義人ではなく、 実質的な収益が 帰属する人になるという規定です。 あくまで、 ビジネスをしている当事者が 税金関係の事を管理し、 支払う事になるので、 その事は是非覚えておきましょう! また、 現在自分以外の方の 口座やクレジットカードを使用して ビジネスをされている方で 税金関係を別々に管理しなければならない かもと思っていた方は、 もっと、シンプルに考えてよい事に なるので、ご安心を!! (疑問点等があれば個別にメールを いただければお答えさせていただきます(^^)) このメールに返信していただければ 拝見できますので! ●編集後記● Amazon輸入を始めたのが 昨年の8月だったので、 ちょうど1年が経ちました。 経験値が上がってくると 自分が一年前に仕入れて いた商品を見るだけで、 その月のトレンドや需要が 大まかには分かってきます。 その時点での 順位や価格差ももちろん大事ですが、 消費者目線で、次は どういうものの需要が高まりそうかと いうのを読んで仕入れると 爆発的に利益が上がります! よって、ある程度経験を積んできたら、 それを元に将来予測を立てて 仕入れるという事にも トライしてみましょう!