今年の確定申告時期
来月から個人の確定申告が始まりますが、
副業の方などで関係す人も多いと思います。
そのため、今年の確定申告の時期及び
それに付随する各種税金の支払いのスケジュールについて、
一覧にしてみたので参考にしてみて下さい。
ちなみに、確定申告の対象となるのは概ね以下のいずれかに当てはまる人となります。
1、年収が2000万円を超える人
2、給与所得及び退職所得以外に20万円超の所得(必要経費を引いた金額) のある人
3、給与を2ヶ所以上からもらっている人
4、家事使用人などのため源泉徴収がされていない人で所得金額が103万 円を越える人
副業等は「2」に当てはまれば該当する事になります。
<事例>
前提=>平成 28 年の個人の確定申告及びそれに伴う税金等の支払い
平成28年1月〜12月 この期間の所得が申告の対象になります。
平成29年1月1日〜
「還付申告」の受付開始 事業所得がマイナスになるなどした場合には、給与所得について源泉徴収さ れた税金の一部を還付してもらえます。この場合には、2/15 を待たずとも、 1/1 から申告可能です。
平成29年2月16日から3月15日
平成 28 年分の所得の確定申告及び所得税金の支払いを行います
平成29年3月15日
平成 29 年分の所得について「青色申告」をする場合にはここまでに届け出 が必要です。
平成 29 年4月
還付申告した場合申告日より起算し 30〜60 日後に還付金が振り込まれます。
平成 29 年5月
申告した所得を基に、「住民税」と「社会保険料」が決まります。
「住民税」は6月、8月、10 月、そして翌年1月の4回の分割払いが基本 となります。
平成 29 年8月,11 月 申告した所得を基に、「個人事業税」の納付通知書が送付されてきて、原則、 「8 月/11 月」の 2 回に分けて納付することとなっています。
*ただし事業所得が 290 万円以下の場合には、事業主控除が 290 万円まで認められているので、事業税はかかりません。
上記の内、
一番重要なのは、もちろん平成29年2月16日から3月15日の確定申告及び所得税金の支払い
です(それを元に住民税なども決まってくるため)。
まだ開始まで1ヶ月以上ありますが、書類の整理等は早めに始める事をお勧めします。
では、本日は以上です。
該当する方は是非参考にしてみて下さい。