長期投資の真髄

「悲観で買って、楽観で売る」投資で稼ぐための格言ですが、ビットコインなんかは年初などに比べて皆現在悲観していますが、今こそ絶好の買い時だと個人的には思っています。 先日もトルコリラ建のBTC出来高が急増している事を書かせて頂きましたが、世界に認知されていく、さらには、一般社会に浸透していくのはこれからで、価値に連動するかたちで価格も上昇していくと考えています。 ただ、一旦失望されており、テクニカル的に最高値更新まではいくつも抵抗があるため、急上昇ではなく、ジリ上げ、もしくは深い調整などを繰り返しての上げになると思いますが、長期保有であれば問題なく、その時間を無駄にしないためにもアービトラージは有効と考えています。 恐らくBTCが再びかなり上昇した頃に、皆再度興味を持ち、投資してくる人が増えていくと思いますが、そういうのを投資の世界ではイナゴと呼び、稼ぐ投資家は皆が興味がない(悲観している)時こそ、価値あるものに投資をしていきます。 又、加えて言うと底の特定とかも無意味です。 BTC価格は現在75万円程度と、8/14に付けた直近最安値の66万円から13%程度上昇しています。 この事実を持って、100万円投資していたら、2週間程度で13万円稼げていたなとかいう発想は何も意味を持たないという事です。 底が66万円なのか、63万円なのか、60万円なのかという事を当時リアルタイムで特定する事は100%不可能です。 これは、後から事実として知る事が出来るだけです。 さらに言うと、今後この66万円を下回る事がないと断言する事だって出来ません。 なぜならば、上記の通り底の特定など出来ないからです。 重要なのは、今の価格が底かどうかという事ではなく、今の価格より将来価格が上がるかどうかという事です。 そして、そが確信出来ていれば、さらに下がってもラッキーぐらいで買い増せばよいだけです。 リスクヘッジのための分散投資とよく言われたりしますが、資金があまりない時は、投資対象を分散するのではなく、投資対象は絞り買う時期を分散させる方が利回りが高くなりやすいと考えます。 というのも、自分が思っているより下がったり、自分が思っているより上がったりするのが相場だったりするので、常に余裕を持った資金管理が必要だからです。 ゆえにまとめると、将来上がると確信しているものを投資対象として、底の特定は無意味なので、下がったら買い増すというような資金管理を徹底する。 これが、シンプルですが、将来予測が不可能な中で、100%の勝率を達成出来る長期投資の真髄だと考えています。