ブルーノマーズのコンサートに行ってきました!

この週末、ブルーノマーズのコンサートに行ってきました。 私は運動をしたり、頭を使わない雑用などをやる時は音楽を聴きながらしたりする事が多いので、ブルーノマーズはほぼ毎日聴いています。 それぐらい、私の中ではNo1と言ってもいいぐらい好きなアーティストで、来日公演をすると決まった時から楽しみにしていました。 物欲などはそれほどないので、普段はそんなにお金を使う事はないのですが、こういう経験欲はめちゃくちゃあるので、一番いいVIP-SS席というステージ目の前の席を取りました。 http://certificate-ex.com/Lb7/29031 何と、1枚10万円です。 (さすがスーパースター) しかもその中でも前から5列目の中央付近というめちゃくちゃいいポジションで、周囲は芸能人やモデルの人が多く普段そういう容姿淡麗な人に囲まれるという経験もないので、そういう人たちに囲まれてのライブだったというのも、自分のテンションがさらに上がる要因だっとように思います。 歌う曲も毎日聴いている曲ばかりでしたが、ライブはやっぱり臨場感が全然違います。 個人的には、マイケルジャクソン以来のスーパースターだと思っており、あんなに踊って色んな曲調を完璧に歌いこなせるアーティストはいないと思っています。 (最近グラミー賞6冠も獲得したので名実共にそういった地位に登りつめている気がします) と、ここまであくまで私の所感ですが、起業家としてやはり意識せずともそのライブにおけるマーケティングなどにも目がいってしまいます。 まず、国内のアーティストのコンサートだとあまりここまでの明から様な対応の違いは個人的にはあまり見た事がないのですが、 コンサートに行くとトイレってめちゃくちゃ混むじゃないですか。男性もそうですが、女性用とかは本当長蛇ですよね。 しかし、今回のコンサートではVIP専用のトイレというのがあり、VIP席の人はほぼ並ばずにトイレにいける仕組みになっていました。 さらに、VIP席の中でもVIP-S席と私が取ったVIP-SS席という2つのグレードがあり、VIP-SS席の人はVIP-SS席専用のラウンジというのに入れ、ウェルカムドリンンクや軽食などをそのラウンジで振舞われ、コンサートが始まるまでそこで時間を過ごす事が出来ます。 (そのラウンジにもトイレがあり、そこはガラガラでした) 又、Tシャツやタオルなどの物販が行われているブースが会場外にあり私たちが会場に到着した時には既にほとんど売れ切れだったのですが、そのVIP-SS席専用のラウンジでは全種類のTシャツやタオルなどが直前になっても普通に売られていました。 明らかな差別です。 会場に入る時ももちろん並ばずに入れ、席の位置だけでなく、まさしくVIP待遇でした。 ゆえに、個人的にはかなり快適で、こういった差別化の仕組みはめちゃくちゃいいと思いました。 (次行く時も絶対VIP-SS席を取ると思います) そして、コンサートが始まって驚いたのは、スマホでの写真/動画撮影がオールオッケーという事です。 通常、コンサートが始まったらスマホでの撮影はご遠慮くださいとか言われると思いますが、ブルーノマーズのコンサートではオールオッケーでした。 実は、2月に安室奈美恵さんのコンサートにも行っており、個人的にはそことの比較になるのですが、これは私の中では驚きでした。 *そのため、皆がんがん撮っていました。 一般的に禁止する理由としては、その映像なりがSNSなどで拡散され、ライブに行かなくても又はライブDVDを買わなくてもその映像が観れたりするので、売上/利益が落ちるというのがビジネス的な最大の理由だと思うのですが、これは完全に逆ですよね。 ネットビジネス業界ではかなり前からこのフリー戦略というのは常識ですが、 ブランドがないのに、有料でやっている場合ではなく、ブランドが確立されても入り口ではフリー戦略をとる事が定石です。 しかし、既存の産業というのは、まだこのフリー戦略の効果というのを理解していないのか、浸透という意味ではまだまだだと思っており、コンサートにおいても写真/動画撮影というのが禁止というのが一般的ですよね。 なぜ、コンサートの映像をがんがん撮って、SNSで拡散するフリー戦略がよいかというと、単純に通常こっちの方が売上、利益が大きくなるからです。 これは冷静に考えれば分かります。 例えば、ブルーノマーズのコンサート映像を誰かのツイッターで見たとします。 それで、満足してコンサートに行かないかというと、逆です。 いいと思えば行きたくなります。 又、実際にライブに行って自分で動画を撮り、後で見返す事でDVDを買わなくても満足かというと、これも逆です。 やっぱりよかったなという記憶が蘇りライブDVDを買いたいと思います。 つまりは、新規顧客獲得だけでなく、リピート顧客獲得という両面において、スマホで自由に撮影を許可する事の方が効果が高いのです。 (もちろん、私自身はコンサートなんて企画した事もないので、実際の数値などは分からないですが、自分の感覚や、自分のビジネスの経験に照らしてこれは明らかなはずです) そんなフリー戦略をなぜ他のアーティストは取らないかというと、単純にやった事がなく、タダで映像が配信されてしまう事により、売上/利益が落ちるのではないかという恐怖心だけだと思います。 もちろん、微妙なアーティストだったら、実力がバレて本来来るはずのお客がそれで満足してしまって来なくなるというのはあると思いますが、本物であれば明らかに効果は絶大です。 ゆえに、今回のコンサートを見て日本でもこのスマホ撮影許可が今後スタンダードになっていくだろうなと思いました。 そして、本物だけが生き残る世界によりなっていくはずです。 (売り手、買い手双方にとって良い事) そんな事を今回のコンサートで感じました。 兎にも角にもパフォーマンスは最高でした。 という訳で、私が撮ってきた画像の一部をブログに掲載したので興味のある方はご覧ください。 http://certificate-ex.com/Lb7/39031これを見てブルーノマーズに興味がなかった人が1人でも次のコンサートに行ったり、DVDなどを買えばフリー戦略が正しいという事になります。 (ゆえにフリー戦略の効果は明らかですよね) P.S. 後感じたのは、アーティストのコンサートには全盛期に行く事がお勧めという事です。 これはあくまで私の考えですが、アーティストはアスリートと違い何歳になってもコンサートなどを開く事は可能です。 しかし、容姿だったり、ダンスの切れだったり、歌声だったり明らかに全盛期がいいに決まっています。 何歳になってもその人のファンというスタンスは当然ありますが、それであっても全盛期に見るという事にとてつもない価値があると考えます。 よって、あの人のファンでいつかはコンサートに行きたいなと思っているアーティストの方がいれば、出来るだけ早くいく事をお勧めします。 もちろん、この先何十年もコンサートを続けるアーティストの人もいると思いますが、全盛期というのは限られているからです。 ちなみに、そのアーティストが何歳の時に全盛期だったかは性別やジャンルによっても違い後にあの時がそうだったなよなというように評価される事だと思いますが、ブルーノマーズは32歳で、まさに今が全盛期だと思っています。 (この全盛期がどれだけ続くかは人それぞれで40ぐらいまでは続いてほしいなと個人的には思っています)