資本力なし×知名度なし
こんばんは、福島です(^^)
私は昨年まで公認会計士をしていた関係上、
様々な規模、業態の会社を見てきました。
その当時感じていた事は、資本力があり、
知名度がある大企業の社員はやはり楽だな
という事でした。
それはいろいろな場面で感じたのですが、
殊、営業担当の方とお話させていただく
ときに強烈に感じました。
例えば、私が監査に携わっていた業界の
一つに製薬業界があります。
製薬業界の営業マンは一般的にMRと
呼ばれており、病院に医薬品を取り扱って
もらえるように営業をする事が仕事です。
製薬会社はいい薬を作るために、どこも
莫大なお金を研究開発費に投じて新薬を
日夜研究し、開発しています。
そして、日本において新薬の認可が下りる
までの審査は世界と比べてももの凄く厳しいので、
上市された新薬というのは、どれも
すばらしい効能をもっている事が多いです。
が、資本力がなく、知名度の低い会社の
MRは朝早くから夜遅くまでかえずり回っても
成約がとれないという事がざらにあるという
実態が分かりました。
一方、知名度及び資本力がある大企業のMRは
9-17時の就業時間できっちりあがれて、
成約が何本もとれ、給料も小規模の会社に
比べて3倍以上という事も多々ありました。
両者の差はMRの方のスキルというよりも
企業のブランド力や古くからのコネクション等が
大いに関係しているのだと思います。
これは、何も製薬会社に限った話ではなく、
どの業界でもある程度上記のような傾向があると思います。
よって、一般的にはやはり
資本力や知名度があればあるほど稼ぎやすいというのは
確かです!
が、我々は資本力や知名度がないところから
ビジネスをスタートさせていかなければなりません。
そのためには、
それにあった戦略をとるための勉強をする必要があります。
にもかかわらず、我々が学生時代学んできた学問や
書店で売られている書籍の多くはある程度成熟した
企業を対象に書かれている事が多いです。
是非、書籍選びの際は自分に合った書籍を選択しましょう!