情報の非対称性を読み解く力が成功の鍵
こんにちは、福島です(^^)
「情報」というのは、
その質によって無限の価値があります。
例えば、
明日の為替レートに関する正確な情報が
あればそれだけで一夜にして
億万長者になる事も夢ではないでしょう。
(タイムマシンでもない限り難しいですが)
インターネットが発達していない時代は、
価値ある情報というものが、
一定の層の間で交換され、
それが所謂既得権益というもの
に繋がっていました。
そのため、
富める者はどんどん富み、
貧しい人は貧しいまま
というのが社会の図式でした。
しかし、
インターネットの台頭で、
今まで既得権益層の間で、
シェアされていた情報の
多くに一般人が
簡単にリーチできるよう
になりました。
例えば、
年収1億円稼ぎたいと
思って、それを実現している
人に教えを請いたい
と思ったとしても
一昔前は元々のコネクションが
ない限り難しい事でした。
しかし、今では、
そういう人がインターネットを通じて
いろいろな情報発信を
しており、セミナーや
懇親会などを通じて普通の人でも
簡単に教えを請う事ができます。
そのため、
情報という価値自体は以前より
薄れてきていますが、
その非対称性を読み解く力を
付ける事で、
元々既得権益層にいなかった
人でも簡単に富裕層になれる時代になっていると
思います。
(逆にそれができないと、
元々の既得権益層は稼ぎずらくなっています)
どういう事かをウェブ上に
反乱している情報サイトを例にとって
説明します。
ネット上に掲載されている多くのウェブサイトは、
共通する二つの基本的なコンセプトを持っています。
1. 提供するサービスや商品が、激しい情報の非対称性の残る市場にあること。
2. 1の情報の非対称性を埋めるだけの情報提供をウェブサイトで行うこと。
情報の非対称性は経済学の教科書で市場の失敗の一つとして紹介されます。
よく中古車市場が例に挙げられますが、
サービスを提供する側とサービスを買う側に
大きな情報格差が存在することを指します。
中古車を買うユーザーは、
買おうとする中古車にどれほどの欠陥があるかわかりません。
一方で、中古車を販売するバイヤーは
欠陥に関してはもちろん詳しく把握しています。
この場合、売り手と買い手に情報格差が存在するため、
ユーザーは必ずしも最適な判断をすることができず、
売り手側に主導権が偏ってしまいがちです。
(一昔前はこの情報を握っている売り手が圧倒的に
稼ぎやすい時代でした)
中古車市場以外にも、医療や不動産、
株式や保険等の金融市場も情報の非対称性(情報格差)
が大きいと言われています。
ユーザーがいくら調べようとしても、
インターネットや書籍で得られる知識には限界があり、
表面的な部分しか理解することができない場合。
人づてに話を聞いたり、
業界のセミナーに参加したとしても、
キーとなる情報を知るためには時間や費用が多くかかる場合。
専門家やコンサルタントを名乗る人間は多くても、
どの専門家に聞くことが正しいのかすらわからないといった場合、
その業界は情報の非対称性が大きい市場と言えます。
これらの情報の非対称性が大きな市場において、
ユーザーが求める情報を正しく提供することができれば、
そのサービスやウェブサイトは大きな価値を生むことができます。
(ここが、既得権益層を出し抜く情報の非対称性を読み解く力となってきます)
サービスであれば口コミ効果を得ることができますし、
ウェブサイトであれば検索エンジンへの
高評価や大きなアクセスを生むことにつながり、
同時にそれらは大きな収益をもたらします。
ユニクロやマクドナルドは
わざわざ定員が売り込みをすることや、
啓蒙活動をする必要がありません。
マーケティングしきった顧客
(言い換えれば商品やサービスへの理解があり、
売り手側の意図をくみ取った顧客)
のみしか来店しないのです。
売ろうとする商品やサービスの
情報の非対称性が大きければ大きいほど、
商品やサービスへの理解がある買い手、
売り手側の意図をくみ取ってくれる顧客を集める
仕組みづくりをする必要があるのかもしれませんね!
アマゾン輸入を始めとする
転売業務も
これらの情報の非対称性を
読み取って稼ぐ商売ですが、
こういう価値提供の仕方が、
今の時代に最もマッチした
稼ぎ方ですね!