自分に過度の期待をしない方が幸せになれる

こんにちは、元公認会計士の福島哲也です。

新年度1発目の記事は「自分に過度の期待をしない方が幸せになれる」です。
自分に期待しないというとネガティブに聞こえるかもしれませんが、
最後に「幸せになれる」と書いているようにポジティブな話です。

というのも、我々人間は一人ではそもそも出来る事がかなり少ないという事をまずは認識すべきだと考えます。
例えば、何千億と売り上げを上げている大企業の社長でも一人で出来る事は限られており、
多くの社員、株主、取引先など多くの人を巻き込んで大きな成績が出来ています。
又、その社長は家に帰ると家事や子育てなどは全く無能という事だってありえます。
さらには、仕事は出来るけど、スポーツや友人付き合いなど趣味系は苦手という事もあります。

というように、人一人の能力というのはとても限られています。

それに加え、人間は忘れる生き物であり、外部環境/内部環境の変化によりパフォーマンスにもバラツキがあります。

ただでさえ能力が限られているのに、
忘れっぽく、パフォーマンスにもバラツキがあるという事で
自分に期待しても期待通りになる可能性の方が実際は少ないという訳です。

この事を認識していないと、
独りよがりになり助けを得られなかったり、
自己否定に繋がりやすくなります。

そうではなく、そもそも期待通りにはいかないと思っていれば、
期待通りにいかなかった時にもスッと受け入れられますし、
期待通りになった場合の喜びはより大きくなります。


これは、実は日常生活だけでなく、
投資などでは結果に大きく影響します。

というのも、損をしようと思って投資をする人はいないと思います。
が、投資はゼロサムゲームなので半分(実際は8〜9割)は損をする訳です。

これは、自分に過度の期待をしている現れであり、
少なくとも半分は自分に過度に期待していたということになります。

投資では勝つ事より負けない事をまず考える事が重要であると言われたりしますが、
こういう自分に期待しない姿勢こそが結果的に勝つためには重要であるという事です。


というように、
自分に過度の期待をしない方が実際の結果と感情がマッチしやすく幸せになれると考える次第です。

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